システムエンジニアって、文系だとなれない?
文系がシステムエンジニアになるときつい?
そんなことはありません。文系大学から未経験でシステムエンジニアになって3年、
なぜシステムエンジニア(SE)に文系・理系が関係ないのか、
システムエンジニアに向いている人の特徴を3つ考えていきます!
そもそもシステムエンジニアって?
そもそもシステムエンジニア(SE)ってどんな仕事でしょうか?
プログラミングを仕事にしてる人?半分正解で半分不正解です。
システムエンジニアとは、
ソフトウェアを設計・製造・整備・運用する仕事のことを言います。
ソフトウェアとは、コンピューター上で動く装置のことです。
スマホでいうアプリですね。
システムエンジニアが行うソフトウェア開発には以下の5工程があります。
- 要件定義 お客さんが何をソフトに任せたいか把握してどんな機能にするか決める。
- 設計 設計図を作る。機能をどうやって実現するのか決める。
- 製造 プログラム言語を使って実際にソフトを作る。
- テスト 問題がないか確認。
- 運用 使い方を説明したり、バグを直したりする
狭い意味では、1~2のみをシステムエンジニアと呼んだりすることもありますが、
今回は広い意味での、5工程のどれか一つ以上を業務とする職業を、
システムエンジニアを想定します。
なぜシステムエンジニアは文系向きではないと言われるのか
では、なぜ「SEは文系向けではない」と言われるのか。
それはSEが「技術職」だからです。特殊なスキルを必要とするので、
経験者が必要とされます。結果理系いうより、IT専門学校卒の割合が多くなります。
しかし文系でも、独学でプログラミングを学び、SEになりたいという意志をしっかり持てば
文系からSEになることはできます。
文系でも次の項目に当てはまるならSEに向いていると私は考えます!
SEに向いている人の特徴3つ
・論理的に考えるのが好きな人・苦でない人
・モノ作りが好きな人
・PCの操作が好きな人
論理的に考えるのが好きな人・苦でない人
プログラミングには、論理的な考え方をかなり必要とします。
またプログラミングだけでなく、上で説明したソフトウェア開発のどの工程でも必要です。
たとえば、「スーパーで在庫が少なくなったら発注する」ソフトを作るとします。
この「スーパーで在庫が少なくなったら発注する」という情報だけではソフトは作れません。
・「在庫が少なくなったら」→いくつになったら少ないと判断する?
・「発注する」→どうやって?電話?ネット?紙を印刷する?
といったようにお客さんの要望を具体化して論理的な回路を組んでいかないといけないため、
「論理的な考え方」は結構重要です。
モノづくりが好きな人
なにかを作ることが好きな方にも、SEは向いていると思います。
SEは、実際にソフトを使うお客さん(エンドユーザーといいます)と接さない人が多いです。
上記の工程だと、1.要件定義、5.運用のみがお客さんと接しますが、
他は接さないことが多いです。
(システムによっては1でもエンドユーザーに接さないこともあります。)
お客さんに喜んでもらえる実感が沸かないことも多いです。
そんな中でやりがいを感じるのは、「作ったプログラムが想定通り動いたとき」という人も多いです。
そのためモノづくりの達成感が好きな人はやりがいを感じやすいと思います。
PCの操作が好きな人
PCが苦手な方には、SEは結構苦痛になります。
9割以上PCを使った作業となるためプログラミングを除いても、
如何にPCを使って効率的に作業するかは結構重要です。
エクセルやワードなどで作業の効率化を図るのが好き、
自分が使いやすいよう、デスクトップやショートカット、ツールの導入などPCを自分で
カスタマイズするのが好きな方は、結構SEに向いていると思います。
まとめ
ことロバが思う文系でもシステムエンジニアに向いている人の特徴は、
・論理的に考えるのが好きな人・苦でない人
・モノ作りが好きな人
・PCの操作が好きな人
に当てはまる人です!文系でもSEやってみたいと思えた方は、
是非プログラミング勉強してみてください!!
ではまた!お疲れ様でした(^^)/
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